資源の有効活用のため自分たちでできる3Rに取り組みませんか。
「リデュース」は「減らす」という意味の英語です。買い物でレジ袋をもらわなければゴミになりませんし、古くなったものを"捨ててしまう"こと自体を見直せば自然とゴミの量は減ります。一番大事なのはゴミを出さないようにすることです。
「リユース」はくり返し何度も使うことです。使わなくなったものを使ってくれる人にあげるとゴミにならずにまた使ってもらえます。
リユースができない場合、再生して利用できるものはリサイクルします。ペットボトルや空き缶など、工場で原料にもどし、様々な材料として再生利用されます。
使用済みインクカートリッジをゴミにしないリユース(再使用)システムを構築。
家庭やオフィスで使われるインクジェットプリンター。低価格で提供されるプリンター本体と比べて、消耗品であるインクカートリッジの価格は、消費者にとって切実な問題でした。レーザープリンターで使われるトナーカートリッジのリユース品が普及していく間も、エコリカが設立されるまではインクカートリッジのリユース品は普及しませんでした。しかし世の中では地球温暖化が問題視され、長引く経済不況により消費者の価格に対する考え方もよりシビアになるなか、インクカートリッジのリユース・リサイクルシステムをはじめて継続可能なビジネスにしたのはエコリカでした。純正品メーカーの特許問題は?回収システムは?品質の保証は?など、数々の困難に直面しましたが、マーケットのニーズと環境問題に対する世論が、背中を大きく押してくれたのです。エコリカでは、ビジネスに最も必要な要素はideaだと思っています。ideaの語源はギリシャ語のidein(見る)だそうですが、なるほどすべてのideaのはじまりは、観察することからはじまるのだと思います。
じっくり観察することで、新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会に還元する。時代の要請がイノベーションを創造するのだと思っています。エコリカもそんな循環型社会の幕開けが要請した仕組みの一つでしょう。マーケットには、わたしたちの生活を快適にしてくれる便利で機能的な製品、サービスが溢れています。しかし、視点を少し変えることでまだまだ足りないもの、必要なもの、改善すべきものがあるはずです。エコリカはその視点を大切にし、マーケットのなかでキラリと光るものをこれからも提案し続けたいと考えています。