２年間評価をいただきRa99の蛍光灯と遜色ない色校正の環境を維持できたことが採用のポイントでした。
キングプリンティング株式会社では、測色機により色を数値管理することはもちろん「人間の目による見え方」を非常に重要な要素として捉えており、同社の校正室には長年の現場経験を持つベテラン社員を品質管理者として置かれています。また「新技術には、積極的にチャレンジしていくという社風がある」（若林工場長）という同社ではカラーマネージメントにもいち早く取り組み、JapanColor認証についても開設初年度に取得しております。さらに堺市の本社工場にエコリカの演色AAA相当/Ra97を実現するLEDランプを業界に先駆けて採用し地球環境保全に取り組みながら電気料金の削減を実現しております。
「日本印刷技術協会では、色を判定する基準値としてRa90以上の蛍光管を推奨している。従来のLEDランプでRa90を越える蛍光管はなかったが、アナライザーで分析したところ数値としてもメーカースペックと相違なく、Raの差分も人間の目には分からない程度であり、遜色なかったため、採用を決めた」（若林工場長）実際、本社工場には同じ構造の校正室が2部屋あり、そのうち1部屋にLEDランプを設置したため、従来と同じ環境で色校正が行えていることは明らかだという。また蛍光管の本数は、従来の24本から16本に減らしながらも、遜色ない色校正の環境を維持しております。明るさだけでなく、エコリカのLEDランプは従来のLEDのような不自然な明るさではないことにも魅力を感じているようで、その点も大きく評価いただきました。
従来のLEDランプとは違う「自然な明かり」に魅力と評価。
新しいショッピングセンターなどではLEDは積極的に採用されているが、LEDは光が直線的であるため、チカチカして人工的・不自然な感じがあった。しかしエコリカのLEDランプは従来の蛍光灯と同じように光も自然であり、LEDの不安要素をすべて解決している。地球環境の保全や、蛍光管の長寿命化による電気料金の削減などこの1年間でエコリカのLEDを採用するメリットについては十分に実感した。エコリカでは様々な用途に応じたLEDランプをラインアップしているため将来的には現場や事務所などを含めて、工場全体をLED化する計画だ。（若林工場長）
